# はじめに
ICTインフラソリューション部のトンナムです。今回はVPNユーザーに焦点を当て、Catoが提供する様々な接続オプションについて詳しくご紹介したいと思います。
以前の紹介でも触れましたが、Catoは、Socket直接接続やVPNクライアントを使用することで、社外からの接続など、様々な手段で接続が可能となっています。これにより、ユーザーは柔軟な選択肢を利用して、最適な接続方法を選択できます。
今回は、社外からの接続におけるVPNクライアントの使用方法や、それぞれの特徴や利点についても詳しく掘り下げていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
# VPNユーザー管理画面
1-1 Access
最初に、VPNユーザー管理画面をご紹介いたします。VPNユーザー管理画面にアクセスするためには、画面上部の「Access」ボタンを押してください。
1-2 Users Directory
その後、左側のメニューから「Users」を選択し、その後に「Users Directory」を押してください。すると、VPNユーザーリストが画面に表示されます。
1-3 User
さらに、特定のユーザー名を選択すると、そのユーザーに関する詳細情報を確認したり、設定を行うことができます。
# VPN ユーザー追加
2-1 User
新しいユーザーを追加する場合は、VPNユーザー管理画面から「New」を選択してください。
2-2 Add User
「New」を選択すると、このような画面が表示されます。ここで、ユーザーの名前、名字、メールアドレスなどを入力し、「Apply」を選択するだけで、新しいユーザーが追加されます。シンプルな手順で効率的にユーザーを管理できます。
ユーザーを追加する手順はここまでですが、現時点ではまだVPNを使用することができません。次に、VPNを利用可能にするための手順をご紹介いたします。
# ユーザーをアクティベート
3-1 Catoからのメール
ユーザーを追加した後、登録したユーザーのメールアドレスには、このようなメールが届きます。リンクをクリックすると、ユーザーパスワード設定画面に移動します。
3-2 パスワード設定画面
設定したパスワードを保存するためには、「Save」を選択してください。その後、クライアントをダウンロードする画面に移動します。
3-3 クライアントをダウンロード画面
使用するオペレーティングシステムを選択し、その後クライアントをダウンロードします。
# VPNクライアントの利用手順
4-1 VPNクライアント
ダウンロードしたクライアントをインストールし、起動されます。
4-2 Users 画面
最初に、作成したユーザーをクライアントに追加します。左のメニューから「Users」を選択し、「Add USER」を押してください。
4-3 Add User
ユーザー情報を入力したら、「Continue」を選択してください。
4-4 接続済み
問題がなければ、接続済みの画面に切り替わります。
4-5 Topology
また、Topology画面に移動すると、接続されているVPNユーザーを確認することができます。
# 最後に
今回はVPNユーザーに焦点を当て、Cato VPNクライアントの使い方について詳細をご紹介しました。このクライアントを使用することで、リモートユーザーも安全かつ簡単にネットワークに接続でき、セキュリティの向上に寄与します。
次回では、より多くのユーザーが利用する際のセキュリティに関する設定に焦点を当て、ユーザー数が増えても安全性を確保できる方法についても詳しくご紹介していきます。ネットワーク環境が複雑化する中でセキュリティの確保はますます重要ですので、お役立ていただける情報を提供します。引き続き、ご期待ください。
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