「毎日、紙の報告書作成に追われ、現場の情報共有がうまくいかない」
--そんなお悩みを抱えていませんか?
建設・土木業界の現場では、手書きの報告書作成やデジカメで撮影した写真の整理、データ共有など、アナログな管理方法が依然として多く、業務効率化が大きな課題となっています。
本記事は2025年11月に開催した「脱・アナログ現場!高耐久スマホと報告管理システムでペーパーレス化を実現」ウェビナーをもとに、それらの課題解決法についてご紹介します。
建設現場における課題と現状
現場における課題を「現場作業」「報告書作成」「報告書管理」の3つの場面に分けてご紹介します。
まず、「現場作業」では電子化が進んでいない、屋外での作業が多く、IT機器の選定が難しいという声をお聞きします。電子化を進める際には、現場で使う端末もあわせて検討されることが多いですが、雨の日でも業務に支障が出ない端末があるのか心配の方も多いかと思います。
「報告書作成」においては、現場で報告書作成業務を完結することができない、写真のデータ整理に時間がかかっていませんか?紙で報告書を作成していると、どうしてもその場で作業を完結するのが難しいのが現状となっております。
「報告書管理」の課題は報告内容が統一されていない、現場の状況把握をリアルタイムで確認することができないという声をお聞きします。管理者が紙のデータを探すのに苦労していることも多いのではないでしょうか。
それぞれの場面で課題が積み重なっていることでDXを始めたいけれど、どこから始めて良いかわからないという声が広がっています。これらの課題を京セラ様が提供する高耐久スマホ「DuraForce EX」と点検業務クラウドサービス「SmartBee(スマートビー)」で解決します。
現場業務をこの一台に。高耐久スマホDuraForce EXのご紹介
現場で通信端末をご利用の皆様は、次のような課題をお持ちではないでしょうか。
・端末を落としたて壊してしまった
・電池持ちの心配と、長期間の利用による電池自体の劣化
・用途別で複数端末を使い分けている
・アフターサポートが心配
京セラの高耐久スマホならこれらの端末の課題を解決します!
・落下や衝撃に強く壊れにくい堅牢性
・電池交換ができるため、長期間・長時間の使用が可能
・各種対応により複数の端末で行っていた業務を1台に集約することが可能
・サポート体制は安心の国内一貫体制
これらの特徴をもう少し詳しくご紹介します。
高耐久性につきまして、耐久性テストを実施しております。高さ1.0mからの落下を連続500回実施したり、高さ1.8mからコンクリートへの落下試験、100gの鋼球をスマホの液晶画面に落下、砂利上への落下等様々な場面で高耐久試験を繰り返したハードな端末設計となっています。カメラ部を守る多面体構造、外部からの衝撃を吸収するコーナーバンパー設計、画面への直接的な衝撃を防ぐリム構造、ディスプレイには高い強度を誇る強化ガラスを採用しております。泡ハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートにも対応しているため、過酷な現場でご利用後も清潔に使い続けていただくことが可能です。
DuraForce EXはユーザー様ご自身でバッテリー交換が可能です。端末を電源を完全に落とすことなく予備のバッテリーと交換できるをーむスワップ対応となっています。バッテリー交換後、すぐに作業を再開できるため、業務を中断することなく長時間使い続けることが可能です。これにより電池切れ、バッテリー劣化の課題を解決することができます。
また、左右に押すだけで事前に設定したアプリが起動するダイレクトボタンが搭載されています。例えばここにSmartBeeを設定することで、毎日の報告業務を手間なく開始することができます。現場での操作性も優れており、軍手や作業用グローブをしたままや画面や手が濡れた状態でも操作が可能です。天候や作業環境に左右されることなく業務を継続することができます。
サポート体制につきましては、企画・開発から製造、そしてアフターサポートに至るまで、国内の拠点が連携し高品質な体制で運用しています。万が一のトラブル時も安心・安全なサポートをお届けします。
現場の報告業務をスマートに。報告管理クラウドSmartBeeのご紹介
SmartBeeは紙やExcelで行っていた点検、報告、写真管理などをすべてスマートフォンやパソコンで完結できるようになる、いわば現場DXの入り口になるツールです。導入することで、報告業務が仕事の負担ではなく、品質を守る仕組みに変わります。
導入後の効果として3つご紹介します。
・作業状況の見える化
作業結果がクラウド上にアップロードされるため、管理者はリアルタイムで作業状況を確認することが可能になります。写真や動画、音声などの情報を使って現場の状況を直感的に判断できます。「報告を待つ」から「見に行く」にスタイルが変わります。
・品質向上・作業標準化
報告書の入力項目に必須指定や選択肢が設定できるため、ミスや抜け漏れを防止、どの担当者でも一定品質の報告が行えます。
・作業効率化・コスト削減
報告書を一元管理できるため、紙の印刷、ファイリング、写真張り付け等、従来の手作業がなくなります。実際にSmartBeeを導入されたお客様より、報告書作成時間が半分になった、紙の保管コストが0になったというお声をいただいております。
では、実際に現場で作業する際に、SmartBeeがどのような課題をどのように解決するかご紹介します。
①現場の作業ミス(ヒューマンエラー)を削減したい
現場では記録漏れ・誤記といったヒューマンエラーがどうしても発生してしまう可能性があります。神の点検票やExcelではチェック漏れに気づくのは事務所に戻った後、ということも多いかと思います。手戻りが起きればその分現場の負担も増えていきます。
SmartBeeでは、作業漏れ防止機能で手戻りを防ぎます。あらかじめ必須項目を設定できるため、入力漏れがあればその場でアラートができます。入力項目を選択制にすることができるため、操作ミスの削減にもつながります。
②タイムリーに現場の進捗を把握したい
管理者側の課題として、作業の進捗がリアルタイムで確認できない、点検対象が多く進捗の管理が大変になっていませんか。作業の進捗の変化に気づくのが遅れると、作業全体の計画が遅れてしまったり、余計な手間が発生してしまうこともあります。これらの声をお聞きして、どの作業が五の位終わったのかタイムリーに把握できる仕組みをSmartBeeは搭載しています。進捗状況はグラフで表示されるため、今どの現場が終わっていて、どこで止まっているか、だれがどの現場を担当しているのか、これらがリアルタイムで見える化されます。また、検索機能で過去の報告書をキーワードで探すことができます。報告書の管理工数の削減もSmartBeeは実現します。
③報告書作成・管理の悩み
現場業務が終わった後、報告書を作成するのにどれくらいの時間がかかっていますか?紙やExcelの報告書の場合、転記のミスや結果の集計に時間がかかるといった課題が出てきます。SmartBeeは現場で入力したデータから報告書を自動生成することができます。報告書のフォーマットは従来のを踏襲可能です。これによって2か月かけて行っていた報告書の集計作業を2週間で対応できるようになったという声もいただいております。
建設現場での活用イメージ
Dura Force EXとSmartBeeを使って点検現場での活用イメージを動画にてまとめました。活用イメージが湧くかと思いますので是非ご覧ください。
ソリューションの連携がもたらす価値
現場作業DXのポイントは現場作業に耐えうる「デバイス」、今の運用をスムーズに移行できる「システム」、導入時・運用時に安心して使い続けられる「サポート」が大切です。DuraForce EXの高耐久性、無料トライアルで事前に使用感を試せるSmartBee、デバイスとシステムのサポートは京セラグループにお任せすることで、不慣れな方でもでも全力でご支援させていただきます。ハードの強さ、ソフトの柔軟性、サポートの厚みによって現場で動く仕組みをご提供します。
おわりに
今回は、現場DXの第一歩として報告書作成業務の効率化に焦点を当ててご紹介しました。紙で報告書を作成している方、報告書作成業務の効率化をご検討の方は京セラグループにお任せください。
ウェビナーの資料では導入事例など詳細にご紹介しておりますので是非ご活用いただければと思います。
ウェビナー資料
SmartBee
作業項目や現場情報の一括管理を可能にするクラウドサービスです。
SmartBeeを導入すれば、管理業務の負担が減るばかりでなく、点検現場の状況をリアルタイムで把握でき、ミスやコスト削減につながります。
