# はじめに
ICTインフラソリューション部のトンナムです。
今回はCATOクラウドのダッシュボード基本操作についてご紹介いたします。
CATOクラウドは、その柔軟性と効率性で知られ、そのダッシュボードはユーザーにとって非常に重要なツールです。
まず初めに、ダッシュボードへのアクセス方法や基本的なレイアウトについて解説します。
次に、重要な指標やデータへのアクセス方法、カスタマイズの方法などを詳しくご説明いたします。
CATOクラウドのダッシュボードを効果的に活用することで、ビジネスプロセスの可視化や意思決定の迅速化が可能です。ぜひ、これを機にCATOクラウドのダッシュボードの操作に慣れ、ビジネスにおける効果的な活用方法を見つけてください。
# ダッシュボード画面
ログインした後に、「アカウント」画面が表示されますので、まず全体画面を説明していきたいと思います。
1-1ダッシュボード画面
①コンテンツ : 現在選択されている項目の内容となります。ほとんどの操作をこのコンテンツで行います。
②ナビゲーションバー:情報にアクセスすることを支援するために意図されたセクション
③サイドバー:ナビゲーションバーのサブメニュー
# アカウント一覧画面
この画面はアカウント画面という画面になります。
2-1 アカウント画面
この画面ではすでに作成されているアカウント選択したり、新アカウントを作成することも簡単にできます。
# アカウント作成
アカウントの作成は、右上の「NEW」ボタンをクリックします。
3-1 アカウントの作成
クリックしますとこのような画面が表示されます。必要に応じて設定します。
3-2 アカウント作成画面
■General
・Name:アカウント名
・Description : アカウントの説明文
・Timezone : タイムゾーン
日本は「Japan」と選択
■Account Administrator
・Create New : 新管理アカウント作成
・Select from Existing Users : 作成されている管理アカウントリストから選択
※後ほど管理アカウント作成方法をご紹介します。
設定ができたら [Apply] をクリックして確定します。
インターフェース一覧画面にて、作成されたアカウントが表示されることを確認します。
3-3インターフェース一覧画面
アカウント名をクリックしますと「Monitoring」画面に移動できます。
# Monitoring画面
アカウントを選択後、最初の画面は「Monitoring」という画面となります。
4-1 Monitoring
ここからは「Monitoring」のサイドバーを上から一つずつ見ていきたいと思います。
Topology
一つ目のサイドバー項目は「Topology」です。「Topology」ではアカウントに紐づいているサイトのステータスを確認することができます。
4-1-1 Topology
上の部分ではアカウントに紐づいているサイトの数とステータスを表しています。
4-1-2 アカウントに紐づいているサイトの数とステータス
画面の真ん中ではネットワーク構築となります。サイトアイコンの色はサイトのステータスによって変わってきます。
ピンク色 : 未接続
グレイ色 : 接続済
このアイコンからサイトやユーザーの詳細を確認することができます。
4-1-3 ネットワーク構築
※サイトの作成については「Network」を紹介する際ご説明させていただきます。
4-1-4 サイト詳細
①サイト名: 今回はKCME_POC_01というサイト名を設定させていただきました。
②Site type : 前回のブログの説明通りSocket x1500 を使用です。
③Country : JP(日本)
④Connected PoP : 現在は大阪のPoPと接続されています。
※PoPについては前のブログ(CatoSASEクラウドの検証#7)で詳しく説明させていただきましたので、興味がある方是非目を通していただければ幸いです。
⑤Site Status : 現在接続済なので、緑色のConnectedという表示となります。
⑥HA Status : 今回HAを使用しないため "N/A"という表示となります。
⑦ALT.WAN : 今回バックアップWANがないため "N/A"という表示となります。
さらに下までスクロールするとSocketのバージョンなどほかの情報も確認できます。
Events
次は「Events」です。「Events」はアカウント内で発生した通信が表されている画面となります。
4-2-1 Events
上の部分では通信分類が分かれて、分かりやすくグラフで表示されています。さらに一時間前から一ヶ月前まで幅広い履歴から確認することができます。
※「Events」だけでなく、これから説明するダッシュボードも同様に設定できます。
4-2-2 Events
下の方にいきますとイベント詳細を確認することができます。左側のフィルター機能使用することによって特定のイベントを確認することができます。
4-2-2 フィルター
そして「Smart View」機能で、もっと分かりやすいインターフェースを変更することもできます。
4-2-3 Smart View
続いて、イベントの設定方法を例を用いて説明していきたいと思います。
4-2-4 Socket Upgrade イベント
Action : Eventに対して対応したアクション 今回の例では『Succeeded (成功)』 となります。
Event Count : Eventの回数 今回は『1回』です。
Sub-type,Event type : どんなEventが発生したか確認できます。今回は『SocketのアップグレードのEvent』となります。
Socket のアップグレードのEvent のため、アップグレード前とアップグレード後のバージョンやどれくらい時間を使ったかも確認できます。
# 最後に
今回は簡単なダッシュボードの操作やEVENTの見方についてご説明しました。
次回も引き続きダッシュボードに関する説明となりますが、今度はCATOの特殊な機能に焦点を当ててご紹介していきたいと考えています。
CATOが提供する独自の機能や高度な操作方法について解説し、より効果的な活用ができるようにお手伝いさせていただきます。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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