バージョン管理について

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SmartBeeではお客様からの問合せや弊社からのヒアリングを通じて、様々なご要望やご不満点を頂戴しております。その中には、新たな機能を追加する必要があるものや、緊急度の高いものなど、様々なものがございます。開発チームでは、客様からのフィードバックを整理した上で、ご要望の多さや緊急性、開発規模等を考慮し、SmartBeeへの反映を計画しております。

さて、今回はそんな開発を行うときに必要となるバージョン管理に関するお話となります。
どちらかというと開発向けの話となりますが、興味がありましたら、最後まで読んでいただけると幸いです。

バージョン管理とは?

日々実施している業務の中で、多くの書類を作成したり、更新したりといったことが日常的に行われています。例えば、一つの提案書を作成するにあたっても、作成したての初版をバージョン0.1として、そこからレビューのフィードバックを反映したものをバージョン0.2、そして最終版をバージョン1.0といった形で、版数を設けて管理するようなイメージとなります。
これを実現するために、ファイル名に版数や日付を含める方法がよく見受けられますが、これをシステム的に管理するためのソフトウェアがバージョン管理システムとなります。

バージョン管理システムでは、該当のファイルを誰が、いつ、どのような操作を行ったのか、などを記録しておきます。
このシステムを使用することで、最新のファイルがどこにあるのかわからなくなってしまったり、一つ前の版に戻したい、といったことが簡易に行えるようになります。

また、一つのファイルを複数人で作成している時に、誰かが更新したら自分の分の変更が消えてしまった、というような経験はありませんでしょうか?こういった問題も、バージョン管理システムを使用することで、解決できます。更新したファイルをシステムに反映する際に、他の人の修正がすでに行われているようであれば、その旨を表示し、気付けるような仕組みとなっています。

SmartBeeのバージョン管理

SmartBeeのサービスはブラウザやスマホアプリで利用することができますが、そのサービスの元となるのは、処理の内容を記述したソースコードと呼ばれるテキストファイルとなります。SmartBeeでは、これらのソースコードと、設計書やマニュアル等のドキュメント類をバージョン管理しております。
特に、ソースコードのバージョン管理では、通常のバージョン管理の機能に加えて、ソースコードの行レベルで変更を管理できるため、どのタイミングでどの処理が追加されたのか、などを細かく管理することができます。
また、開発においては、複数のチームに別れ、それぞれが平行して開発を進めるというようなケースがよくあります。例えば、同じソースコードをAチームでは機能追加Aを行い、Bチームではデザインの改修をおこなうというようなことが行われます。こうした場合、修正するソースが重なってしまうと、どちらを最新として反映すればよいか、わからなくなってしまいます。こうした場合も、お互いに修正箇所が異なる部分は自動で反映し、同じ箇所に修正がある場合は人の手で修正するような仕組みがバージョン管理システムにはあります。

他にも、現状動作しているサービスを管理するリリース管理用、開発時用のソース状態を開発用といった、状況に応じたソース管理を行うことができ、開発用→リリース管理用へのソース反映も安易に実施できる仕組みも備えております。

SmartBeeではこうしたバージョン管理システムを使用することで、お客様のご要望の開発を行っております。

最後に

今回は、SmartBeeでのバージョン管理について、説明させていただきました。このようにSmartBeeの開発チームでは、様々なお客様のご要望に対応する準備ができております。少しでもSmartBeeに興味を持たれましたら、ぜひデモやトライアルからでも初めていただければ幸いです。