アナログを敢えて使う

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デジタルには慣れてきましたか?

近年DX化が叫ばれ報告書や伝票など次々とデジタルになっています。
SmartBeeもそんなデジタルを推進するシステムなのですが、全部が全部デジタルのほうが優れているかといわれると、アナログにもいいところはいくつもあります。

年齢層が若ければ若いほど液晶に映し出された文字に慣れた人類が多く、逆に定年が近くなってきた層は長年アナログを使い続けてきた経験からデジタルよりも使いやすいといった声をよく耳にします。
SmartBeeにもペイント機能がありますがペイント機能もそんなアナログに寄せた機能で自由に撮った写真に線が引けるといった機能です。
GUIとしてアナログは進化し続けているためデジタルで決まった項目、決まったボタンを押していくよりアナログのほうが直感的に分かりやすいことが多々あります。
そんな中でも、特にアナログで特化し続けてきたものが皆さんの現在お使いいただいている報告書になります。

報告書は前任の其また前任もしくは企業として積み重ねてきた経験の結晶であり、言ってしまえば秘伝のたれです。
これまでSmartBeeをいくつもの企業様に販売してきましたが企業ごとで一つとして同じものはなくこれぞNo.1というものもありません。それぞれ業務に特化してきたオンリー1なのです。
さて、そんな報告書ですがSmartBeeを見てみるとどうでしょうか。
SmartBeeはお客様のお使いいただいている既存の報告書をほぼそのまま流用し、出力できるという素敵な機能が付いています。
では、入力方式はどうでしょう。
入力はSmartBeeで固定化されたフォーマットでポチポチと入力していく形式です。確かにこれまでの報告書をあまり使われていない若い世代の方々であれば受け入れるのも早いかもしれません。しかし報告書を煮詰めてきた先輩社員はどうでしょう。いきなり姿が変わって見る影もなくなった入力方式。これはなかなか受け入れられないのも納得です。

では、どうするべきか。
やはり報告書の入力形式はそのままで直観できるに越したことはありません。
とはいえ、直感的に入力できるようなGUIを簡単に作れるのであれば我々システム屋は要らないわけでそれなりに難しい工程が待っています。
最近は文字認識といった機能も充実してきてお客様にはペンや指で書いて勝手に文字になってほしいともよく依頼いただきます。
簡単にできればそれだけでご飯が食べていけそうな技術です。

また、入力以外でもアナログは重宝されます。
出力時、紙でお客様に提出する企業は少なくありません。

データとしてはデジタルで扱うものの、提出する際は紙に印刷し、それを提出。
提出は郵送だったり、その場で印刷だったり。

モバイルプリンターを持ち歩いているような企業様も多く
出先で印刷されるというのも多く耳にします。
デジタルでお客様に共有するとなるとお客様がそのシステムに入る必要があったり、メールアドレスなどを事前に確認しておく必要があったりなど意外と手間がかかったりします。

そんなわけでアナログは存外切れない存在でまだまだ共存していく必要があるのかなとも感じています。
デジタルを推進しつつアナログにも手を伸ばそうとしているSmartBeeを今後も引き続き宜しくお願い致します。

それではまた。