淡々と作業するのは好きですか。
仕事をする上で淡々と作業をしてもらえることは管理する側からすると有難く、計画も立てやすいです。
ただ、それは工場のライン作業のような機械的に作業ができる人だけであり、すべての人が一定速度で作業しているわけではありません。
かくいう私も仕事にかなり波があり、常にハイスピードで動き続けるのはなかなかにしんどいものがあります。
今回は達成目標の設定についてのお話になります。
マラソン大会が好きな人がいれば障害物走やパン食い競争が好きな人がいるように人には得手不得手があります。
システムを利用する中でも全員が全員同じような操作ができれば簡単ですが、理解する速度も、使いこなす箇所も人によってはバラバラです。
マニュアルを作る際も万人が同じような手順を踏めるように描こうと努力をしていますがなかなか難しく、マニュアル自体を読むのが面倒という人も少なくありません。
SmartBeeではマニュアルを見なくても使えるということを目標にUI等を設定していますが、なかなか実現は難しく使い方に関するお問い合わせも少なくありません。
お問い合わせを受けるということはシステム開発側の努力が足りないということ。
毎回反省させられています。
では万人が使えるようにするにはどのようにすればいいのかというと、『ゲームシステム』が一番の参考になると考えています。
ゲームシステムといっても遊ぶわけではなく、様々なRPGが説明書無しでも遊べるようなシステム内に説明を組み込み操作をするユーザーを学習させていく、達成のステップを踏むことで少しずつ慣れさせていくという部分になります。
『ゲームシステム』には勉強させられる部分が多く、ボタンを押したときの音、UI、対話式のチュートリアルなどただの遊びだからと単純に切り捨てていい域を超えています。
まだ検討段階であり、多くのことはお話しできないような中になりますが、達成目標を設定し何かご褒美のような画面を用意するといった自分からSmartBeeを触りたくなるようなシステムを作れたらと考えています。
SmartBee
作業項目や現場情報の一括管理を可能にするクラウドサービスです。
SmartBeeを導入すれば、管理業務の負担が減るばかりでなく、点検現場の状況をリアルタイムで把握でき、ミスやコスト削減につながります。