ローカル5G
Sub6ソリューション
ローカル5G
Sub6ソリューション
長距離をカバーし、障害物に強い。屋内外問わず活用の可能性は広がる
コアからRANまでシングルベンダーで構成し、低価格で高可用性を持った運用を可能にするQuanta Cloud Technology Japan社。
京セラみらいエンビジョンは、 Quanta Cloud Technology Japan社の日本国内の代理店として、
無線装置の販売からインテグレーションサポートまで実施致します。
ローカル5G
Sub6とミリ波の比較
ローカル5Gでは大きく特性の異なる2つの周波数帯を利用してネットワーク構築が可能です。
Sub6はミリ波よりも周波数が低く、長距離をカバーすることができ、障害物に強い点が特徴です。
Sub6 | ミリ波 | |
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利用周波数 | 4.5GHz帯(4.6~4.9GHz) | 28GHz帯(28.2~29.1GHz) |
利用可能帯域幅 | 300MHz (実質100MHz) |
900MHz (実質400MHz) |
無線的特徴 | 回り込みする、減衰が少ない | 直進性が高い、減衰が大きい |
電波到達範囲 | ミリ波の3倍程度 (自由空間伝搬損失より) |
100m程度 ※環境、サービスレベルによって変わります ※弊社経験値 |
向いている利用場所 | 屋内・屋外 | 屋内 |
提供可能方式 | NSA・SA | NSA |
これまで利用してきた4Gは3.6GHz帯を使っていたことからSub6は4Gの延長線上の周波数帯と捉えることが出来ます。
Sub6の実装は技術的難易度が低く、現在国内で普及している5Gは、Sub6が多く見受けられます。

京セラみらいエンビジョンは、キャリア向けネットワーク構築で培った確かな技術でお客様に適した環境構築をサポート致します。
Sub6の活用シーン
Sub6は周波数が短く、長距離をカバーすることができ、障害物に強いのが特徴で、屋外向けに多く検討されています。
農業現場ではロボットトラクターの遠隔操作等、人手不足や後継者不足の解消、建設現場では重機遠隔操作で危険区域での作業の安全性の確保のための導入が期待されております。
Sub6-SAシステムの構成例
京セラみらいエンビジョンが代理店として日本国内で販売を行っているQuanta Cloud Technology Japan社OmniPODは
コアからRANまでシングルベンダーで構成し、低価格で高可用性を持った運用を可能にするローカル5G環境を提供させていただきます。

Sub6ソリューションの特徴
京セラみらいエンビジョンが提供するSub6は準同期に対応しているためアップリンクで高速通信が可能です。
準同期とは
キャリア5Gや他のローカル5Gのシステムと全く同じタイミングでアップリンク※1とダウンリンク※2の通信を行うことを「同期」といいます。
キャリア5Gとまったく同期をとらないことを「非同期」といいますが、キャリア5Gの通信に影響を与える可能性があるため、ローカル5Gにおいては「携帯無線通信事業者により同期運用される基地局に影響を与えない場合に限り認められる」とされています。
「準同期」は、キャリア5Gなどの「同期」で運用しているシステムと基本的な無線通信のタイミングは揃えつつ、同期システムがダウンリンク通信に使用している時間帯の一部をアップリンク通信に使用することで、同期運用への影響を最小限に抑えてアップリンク通信の割合を増やす方式です。
アップリンク通信の割合を増やすことは、アップリンク通信の速度がを増すことにつながります。
※1 アップリンク:端末が基地局に向けて送る上り信号
※2 ダウンリンク:基地局が端末に向けて送る下り信号
準同期の利点とは
ローカル5Gのユースケースとして、映像をサーバーで処理するような映像解析ソリューションや、映像を確認しながら作業を進める遠隔診断、遠隔操作などのソリューションではアップリンクの高速通信を必要とします。
このようなアップリンク重視のソリューションを導入したいといった場合に準同期は最適です。
京セラみらいエンビジョンが提供するSub6は準同期に対応しているためアップリンクで高速通信が可能です。
Quanta Cloud Technology Japan社のご紹介
Quanta Cloud Technology Japan社は世界9か所に拠点を置くグローバル企業です。
ハイパースケールハードウェアの効率性と業界をリードする様々なインフラストラクチャソフトウェアを組み合わせて、次世代データセンターの設計および運用上の課題解決のサポートをしております。
京セラみらいエンビジョンは、日本でのSub6の提供に向け、Quanta Cloud Technology Japan社の代理店として、販売からサポートまで実施しております。

Quanta Cloud Technology Japan社 提供製品
- 1準同期対応でアップリンクが高速
- 2コアは最小構成でも高可用性を持ち運用
- 3屋内用の小型装置・屋外用のハイパワー装置を選択可能
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IronRAN-RUx PI GenA(屋内用RRU)
・アンテナ一体型
・小型軽量
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IronRAN-RUx MO GenA(屋外用RRU)
・外付けアンテナ
・ハイパワー
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OmniRAN-E5GBBU(BBU)
・RRU4台設置可能
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5Gコアネットワークアーキテクチャ
・アクティブ/スタンバイ(冗長構成)による高可用性
・管理用ソフトウェア提供
・SA方式
京セラみらいエンビジョン
まちづくりラボ
京セラみらいエンビジョンのまちづくりラボでは、QCT社のSub6無線機による5Gネットワークを体感いただけます。
またラボ内には、
Wi-Fi6の環境も構築していますので、ローカル5GとWi-Fi6の違いを同時に体感していただくことが出来ます。
現在、ソリューション開発や機器などの検証を検討されている企業様とまちづくりラボで様々な実証実験を行っております。
ローカル5GやWi-Fi6を利用したソリューションの開発等をご検討されている企業様は、
是非、まちづくりラボで一緒に検証してみませんか?お気軽にお問い合わせください。

関連動画
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京セラみらいエンビジョンのローカル5Gソリューションを動画でまとめております。
ローカル5Gソリューション
(再生時間:2分21秒) -
Quanta Cloud Technology Japan社の製品について動画で紹介しております。
「まちづくりラボ」で実際にご見学いただくことが出来ます。Sub6 スループットテスト
(再生時間:1分33秒)
資料ダウンロード
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Quanta Cloud Technology Japan社OmniPOD
ご紹介パンフレット
京セラみらいエンビジョンが代理店として日本国内で販売を行っているQuanta Cloud Technology Japan社(以下QCT)の製品の紹介パンフレットになります。
QCTが提供する5G製品の概要、仕組みや仕様を6ページに渡り紹介していますので、是非ご一読ください。※お申し込みフォームに進みます
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ダイナミックに動き始めたローカル5G
その実力と重要性を知りアドバンテージをつかむ2020年3月、大手通信キャリアが5G(第5世代移動通信システム)のサービス提供を開始しました。 これに伴い、事業者が独自に基地局を開設・運用できる『ローカル5G』も注目されています。 本記事では、5Gとローカル5Gの違いやローカル5Gの特徴と強み、また期待される活用シーンを紹介しつつ、ローカル5Gの導入に向けたポイントをご案内しています。
※お申し込みフォームに進みます