第2回 AIって実際、何に使われてる? 初心者でもわかる活用例

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こんにちは!私は EZ(Easyのイージー)です。前回の記事では、Backend.AI についてご紹介しましたが、その中で「AI」という言葉がたくさん出てきましたよね。

でも、そもそも「AI」って何?と感じた方もいるのではないでしょうか。
そこで今回(第2回)は、「AIとは何か?」、できるだけわかりやすく解説していきます!

登場人物紹介

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EZStart.AI開発チーム


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1. AIとは何か? 初心者向けにやさしく解説

AI(人工知能)とは、「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」の略称で、人工的につくられた「知能」のことを示します。
つまり、コンピューターに「学ぶ」「考える」「判断する」能力を持たせる技術です。

最近では、人間のように文章を書いたり、絵を描いたり、質問に答えたりできる「生成AI(Generative AI)」も登場し、話題になっています。
AIは特別な人だけのものではなく、誰にとっても身近で役に立つツールになってきています。

2. 興味と導入:

「えっ、これもAIだったの?」と思うようなこと、実はみなさんの周りにたくさんあります。

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たとえば、
・スマホで「明日の天気は?」と話しかけたときに答えてくれるSiriやAlexa
・Googleマップが最適なルートを案内してくれる機能
・NetflixやYouTubeが「あなたにおすすめ」と表示してくれる映画や動画

これらの多くはAIが裏で働いて、私たちの生活をサポートしてくれているんです。
つまり、AIはもはや「特別な誰かのための技術」ではなく、誰でも自然に使っている「生活の一部」になってきています。

3. AIの活用事例を紹介

「AIって難しそう...」と思うかもしれませんが、実は私たちの毎日に「ちょっと便利」をもたらしてくれる存在です。ここでは、暮らしや仕事の中で身近に使われているAIの例を紹介します。

暮らしの中で活躍するAI

・写真の自動分類(Googleフォトなど):「犬」と検索すれば、犬の写真だけが表示されます。
・音楽のおすすめ(Spotifyなど):聴くほどに好みに合った曲を提案してくれます。
・スマートスピーカー(Alexaなど):「電気つけて」など、声で家電を操作できます。

仕事を助けてくれるAI

・文章アシスト(ChatGPTなど):書き出しやアイデア出しに困ったとき、AIがヒントをくれます。
・議事録の自動要約:音声をテキスト化し、要点もまとめてくれる便利ツールです。
・翻訳サポート(DeepLなど):英語の資料でもスムーズに読むことができます。

4. AIの活用事例:Backend.AIで「画像を見る」「モノを知る」

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AIは生成AIだけでなく、「画像を見て理解する」ことができるようになっています。
私たちは実際に GPUサーバ上の Backend.AI を活用し、以下のような画像分析もできます。

事例①:基板(PCB)の欠陥検出

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Backend.AIで実施して基板に穴があることが検出されました

使用データ:Kaggleの「PCB Defects Dataset」
・AIが部品基板の画像を1枚ずつ確認し、「キズ」「汚れ」「ずれ」「ブリッジ」などの異常を自動判定します。
・Backend.AIのGPU環境で画像解析モデルを動かし、数百枚の画像を数分で処理します。
・結果はラベル付きで分類され、CSVやグラフとして可視化も可能です。

事例②:カメラで撮った「モノ」をAIが識別

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Backend.AIで画像分析と生成AIでダチョウと背景の写真が描写されました

応用例:
机の上にあるモノ(ペン、マグカップ、スマホなど)を写真に撮るだけで、AIが何の物体かを自然言語で教えてくれる。
・Hugging Faceの LLM + 画像統合モデル(例:Bllossom AICA)と組み合わせて利用します。
・画像と一緒に「この写真に写っているモノは何?」と聞くと、人間のように説明を返してくれます。
・今後は、商品管理、教育現場、障がい支援などにも活用可能です。

実は、こうしたAIの活用を自分で試せる方法があります。
それが EZStart.AI(GPUサーバ + Backend.AI) です!EZStart.AIを使えば誰でも簡単にAI体験ができます。

なぜ EZStart.AI を使うのか?

・Webブラウザで簡単に操作できます。
・GPUのパワーを柔軟に割り当てられます。(コストパフォーマンス◎)
・Hugging FaceのAIモデルも簡単に統合できます。

今までは人が「見る・識別する」しかできなかった作業を、AIが正確・高速にこなす時代です。
Backend.AIを使えば、それを「自分で体験する」ことができます。

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AIとは何か、もう理解しましたか?もしまだご不明な点がある場合や、EZStart.AIの製品を試してみたい場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
次回は、AIを実行するために必要なツールについて紹介します。


Backend.AIはLablup社の製品です。
※ 「Siri」は、米国その他の国や地域で登録されたApple Inc.の商標です。
※ 「Alexa」は、Amazon.com,Inc.の登録商標です。
※ 「Googleフォト」「Googleマップ」「Kaggle」「YouTube」は、Google LLCの商標または登録商標です。
※ 「Netflix」は、Netflix,Inc.の登録商標です。
※ 「Spotify」は、Spotify ABの登録商標です。
※ 「ChatGPT」は、OpenAI OpCo,LLCの登録商標です。
※ 「DeepL」は、DeepL SE の独国内およびその他の国における登録商標です。
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