こんにちは!私は EZ(Easyのイージー) と申します。現在、AIに関する製品開発チームで取り組んでいます。今日はそのチームのメンバーを紹介します!
AI製品開発チーム
私たちは、AIをもっと身近に感じてもらえるように、日々新しい製品の開発に取り組んでいます。ところで皆さん、「AIってよく聞くけど、自分に関係あるの?」「興味はあるけど、何から始めればいいのかわからない。。。」という方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに向けて、AIについて基本から活用に至るまで、今日から数回に分けてわかりやすくご紹介します。
現在、当社では EZStart.AI(GPUサーバ+Backend.AI)を販売中です。EZStart.AIは、GPUサーバに Backend.AI というAI開発向けのプライベートプラットフォームを搭載したソリューションです。社内にEZStart.AIサーバを設置するだけで、GPUマシンの準備やOSの構築、AI開発環境の設定など、煩雑な作業をすべて省略できます!
とはいえ、「Backend.AIって結局何?」という声も多く聞かれます。
そこで第1回の今回は、AI時代のインフラを支える「Backend.AI(バックエンド・エーアイ)」について、わかりやすく解説します!
最初に製品(Backend.AI)を紹介
Backend.AI(バックエンド・エーアイ)は、AI開発に必要なGPUコンピューティングリソースを仮想化し、複数ユーザーで柔軟に共有・利用できるソフトウェア基盤です。
AI・機械学習に不可欠なPythonや各種ライブラリ(TensorFlow、PyTorchなど)が事前に設定された環境を、ブラウザから簡単に起動できるのが大きな特長です。
開発したのは韓国の企業 Lablup Inc.がオープンソースベースで、多くの教育機関・企業・研究所で導入が進んでいます。
Backend.AIのサマリー画面
Backend.AIの特徴とは?
・1-ClickでAI環境を起動できる : Python、PyTorch、TensorFlowなどのAI開発環境を、面倒な設定不要ですぐ使えます。
・軽量で効率的なリソース管理 : 複数ユーザーでGPUを分け合いながら利用することが可能。リソースの有効活用ができます。
・Webブラウザで操作可能 : Jupyter Notebook や VS Code をブラウザから操作でき、ソフトをインストールする必要がありません。
・管理が容易なUI : 管理者はGUI(グラフィカルな画面)やAPIを通じて、リソース・ユーザー管理が簡単に行えます。
面倒なAI環境構築、もういりません!
通常、AI開発を始めるには...
① GPUマシンを用意
② OS・ドライバの設定
③ Pythonやライブラリのインストール
④ 環境が壊れたら一からやり直し...
このように時間も手間もかかる作業が必要でした。
Backend.AIでできること(今と未来)
・研究・教育機関では、複数の学生・研究者が自分のAI実験を同時に進められます
・企業では、開発チームが共通のAI基盤を効率的に使い、生成AIや画像解析のプロジェクトを高速に進行
・将来的には、分散AI処理・大規模マルチGPUサポートもますます進化予定です!
さらに、タワー型サーバだけでなく、ラックマウント型サーバ(データセンター向け)にも対応しており、企業・大学・研究機関の本格運用にも適しています。
導入までの簡単ステップ
Backend.AIは導入もスムーズです。
① サーバ機器の設置(EZStart.AIサーバのおすすめ)
② 管理画面からAI環境の設定
③ ユーザーごとに仮想AI環境の割り当て
④ ブラウザからログインで、すぐにAI開発開始!
AIで何ができるの?
AIの活用例は以下のようにさまざまです:
① 画像認識(写真から物体を識別)
② 自然言語処理(文章の意味理解、翻訳など)
③ 生成AI(文章、画像、音楽などを自動生成)
...
たとえば以下は、生成AI(ChatGPTのような)を利用した簡単な画面例です:
Chat形式で質問を投げてからAIが返答
Backend.AIを使えば、このような生成AIをプライベートで自分で試すことができます。
まとめ
Backend.AIは、「AIに興味はあるけど難しそう...」という壁を取り払ってくれる、次世代のAIインフラです。エンジニアだけでなく、教育現場やビジネス現場でも活用できる柔軟なしくみを持っています。
次回は、「AIって実際、何に使われてる?初心者でもわかる活用例」をご紹介します!
AIサーバー

AIサーバーは、プライベートな生成AIを即座に利用できる小型高性能サーバです。高性能なCPUとGPUを搭載しており、オフィスや小規模環境にも設置できます。
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