EV(電気自動車)の普及にともない、商業施設・マンション・公共施設など、さまざまな場所でEV充電器の導入が進んでいます。
「環境配慮」や「利用者サービスの向上」といった理由から、すでに導入された方も多いのではないでしょうか。
しかし最近、導入された施設の管理者様からはこんな声が増えてきています。
・「異常に気づけず放置していた」
・「充電を開始したはずなのに充電されていなかった」
・「請求処理が煩雑で業務負担が増えた」
これらの課題の多くは、EV充電器の"管理体制"が不十分なことに起因しています。
設置して満足してしまうと、運用段階で大きな落とし穴が待っているのです。
いま私たちは、EV充電が「使われるフェーズ」に入り、導入後の本当の課題が見えてきた時代を迎えました。
導入後に潜むリスクとは?
【1】異常に気づけず"放置"されるリスク
「充電を開始したはずなのに、実はまったく充電されていなかった」――こうした事例は少なくありません。管理体制が整っていないと、機器の故障や通信エラーに気づけず、利用者からのクレームや不信感につながります。特に無人運用が多い施設では、トラブルの早期発見が課題です。
【2】請求処理が煩雑化し、業務負担が増加
「誰がいつ使ったかわからない」状態では、精算や請求が手作業になり、確認・対応コストが跳ね上がります。
実際に「無料で使われていた」「集金漏れが発覚した」という事例もあり、確実な運用には利用履歴を自動で取得・管理できる仕組みが不可欠です。
【3】設備の"形骸化"による稼働率の低下
使い勝手が悪く、状態も把握できない設備は、利用者から敬遠されていきます。導入したはずの設備が"あるだけ"になり、投資に見合わない状態に陥ってしまうのは非常にもったいないことです。
まとめると
EV充電設備は「導入して終わり」ではありません。むしろ、導入後の運用・管理こそが成功の鍵となります。異常の早期発見、利用履歴の自動取得、請求業務の効率化など、トラブルを未然に防ぐ体制づくりが求められています。
解決策:「EMOVision」が提供する充電管理の最適解
こうした課題をまとめて解決するのが、EV充電モニタリングプラットフォーム 「EMOVision(エモビジョン)」 です。「EMOVision」は、EV充電スタンドの稼働状況を"見える化"し、トラブルを未然に防ぎ、運用効率を大きく向上させるクラウド型プラットフォームです。
主な特長
・常時監視:稼働状況をリアルタイムで把握し、安定稼働を維持
・エラー・故障の即時通知:異常を検知すると管理者に自動通知
・QRコード認証対応(開発中):利用者を特定し、トラブルを防止
・データ一元管理:利用実績・請求情報・稼働レポートを集約管理
・OCPP対応・マルチベンダー管理:複数メーカーの充電スタンドを一括管理
・デマンドコントロール:契約電力量を超えないよう自動制御
「設置して終わり」ではなく、"使われるインフラ"としてのEV充電を実現する。それが私たちの目指す姿です。
おわりに
・実際の画面を見てみたい
・どのように使えるかを詳しく聞きたい
・デモ環境で試してみたい
といったご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。資料請求やデモのお申し込みも承っております。
また、販売パートナーも同時に募集しています。設置工事と一緒に提案したい、過去に設置した先で管理に困っている――そんなケースもぜひご相談ください。さらに京セラみらいエンビジョンでは、設計・工事・補助金申請からシステム導入まで一気通貫で対応可能です。EV充電スタンドの設置をご検討の企業様も、お気軽にお問い合わせください。
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